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植物工場の未来に向けて

私たちリバネスのスタッフが、最初に植物工場に注目したのは、2005年。社内の農学部系有志が集まり、アグリビジネス分野でさまざまなビジネスモデルを構築する中で、将来の食糧需給を担う技術の一つとして、植物工場というコンセプトに強く興味を持ったのです。 今後の食糧生産は、土地利用の観点から見ると大きく変化することが考えられます。その中で、生育環境を整える技術を集約することで、食料生産に新たな道が開ける...

リバネス、墨田区にアグリガレージ研究所を設立

2016年4月15日、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 丸 幸弘、以下リバネス)は、藻類や植物など、すべての生物の源となる生産者の機能や特性、可能性や有効性について研究し、同時に農林水産と食品加工に資する実学的研究開発の拠点となる研究所、「アグリガレージ研究所」を墨田区にて設立しました。 本研究所は、リバネスが運営する知識創業研究センター(I2K)の農業技術研究所、 環境生...

2012/11/15 アグリビジネス創出フェアにて事例発表をさせていただきます

東京ビッグサイトにて開催されているアグリビジネス創出フェアですが、明日のシンポジウム1において、『 技術と社会の谷間を埋める~植物工場の活用と将来ビジョン~ 』というタイトルにて、弊社塚田が事例発表をさせていただきます。 http://agribiz-fair.jp/symposium/   アグリビジネス創出フェア、および同時開催のアグロイノベーション2012にお越しの方で、ご興...

工業なのか?農業なのか?

工業なのか?農業なのか?   植物工場といわれるものが、工業なのか、農業なのかという点は、おそらくこの言葉が生まれてから、宙ぶらりんになってきた課題の一つであろうと思います。 「そんな大した問題ではないじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、土地利用の観点からみると、植物工場の立地が工業地にあたるのか、農業地にあたるのか、ということは大きな違いになるのです。 その見解...

植物工場野菜を加工食品に

植物工場野菜を加工食品に セコムハイプラントで生産した野菜を使用した加工食品がいくつか生まれているようです。 photo credit: ericabreetoe (写真は記事内容とは直接の関係はありません。) 作られるのは、ハーブエキスを使った温麺、イタリアンパセリの漬物、バジルを使ったかまぼこ?など。加工食品の材料として使うという流れは、チャレンジングではありますが可能性のある取り組み...

GOOD DESIGN EXHIBITION 2011に出展しています

「GOOD DESIGN EXHIBITION 2011」では、20011年度グッドデザイン賞の受賞発表がされるとともに、特別賞受賞候補を中心としたデザイン約70点が展示されています。   リバネスの植物工場は、サイズの問題から実機を展示することが出来ませんでしたが、店産店消型植物工場ユニットの紹介パネルを展示しています。実物をご覧になりたい方は、梅酒ダイニング明星(東京都 飯田...

どんな野菜が作れる?

植物工場に関連する打合せやご質問でよくいただくのが、「植物工場でどんな野菜が作れるのか?」という内容です。 これはとても簡単なようでいて、実は奥の深い質問ではないかと思います。それは、「そもそも植物工場とは、なんなのか?」という質問に直結しているからです。植物工場という言葉は、どちらかといえば概念的なものであり、仕組みやシステムを言い表す言葉ですので、どのような野菜を作るものなのか、ということは明...

植物工場ラボはここから始まった

リバネスの植物工場ラボは、遡ること数年。2009年の東京デザイナーズウィークに日本サブウェイ株式会社のプロジェクト野菜ラボで製作した、植物工場併設型店舗というコンセプトモデルを展示した所から始まります。 ブースコンセプト:東京デザイナーズウィーク2009 店産店消 というキーワードを生み出した、植物工場併設型店舗というコンセプトモデルは、1年の歳月を経て、東京駅は丸ビルにあるサブウェイ野菜ラボ丸ビ...

農業技術の発展と歴史

農業技術の発展と歴史 近代の農業技術は、作物育種、農薬・肥料の開発、灌漑技術などをもとに大きく発展しました。そして、今、水耕栽培を基礎として発展してきた植物工場の技術は、農業の歴史に新たな1 ページを加えようとしています。 育種と栽培の技術 よい野菜とは何でしょう。ここでは、味がよい、栄養価が高い、収量が多い、保存性がよい、病気や害虫に強いといった、人間にとって都合のよい性質をもつ野菜を指すことと...

水耕栽培のフロントランナー

水耕栽培のフロントランナー 株式会社エム式水耕研究所会長 村井邦彦 前回の記事はこちらから 水耕栽培から植物工場へ その後、植物工場という話題が出てきました。植物工場の基本には水耕栽培というものがあります。この間、高辻先生(注:日本における植物工場研究の先駆者の1 人、現・財団法人社会開発研究センター理事 植物工場・農商工専門委員会委員長)と会って、「そういえば35年前にやり始めましたね」という...