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植物の根の役割
植物は無機イオンを吸収する
前回の記事はこちらから
前回の記事のように、炭素は光合成によって植物に吸収されます。しかし、植物はそれだけでは生命活動を維持することはできません。これはすべての生き物に共通しますが、タンパク質や核酸を構成する窒素やリン、生命活動に必須なカルシウムや硫黄、マグネシウムなどの元素を吸収しなければならないのです。植物の場合、これらの元素は根から吸収することでまかなっています...
どのくらいの期間で育つのか?
植物工場では、野菜はどれくらいで育つのか?
これも、よくいただく質問の一つです。私がお返しする答えは、こんな内容です。
サラダ菜であれば出荷できる100g程度にまで成長するのに、種をまいてから約40日。人気のある品種、フリルアイスでは45~50日。ただし、育苗の段階を日数にカウントしない場合もあるので、20日と答える方もいます。
これまでに、サラダ菜をモデルとして、気温や水温、...
光合成とエネルギー生産
植物工場を理解するには、まずは植物にフォーカスしましょう。仕組みを理解するカギになります。
光合成とエネルギー生産
植物に限らず、すべての生物は、生命活動を維持するためにエネルギーを必要とします。エネルギーは、炭素を含む物質、いわゆる炭水化物を分解することによって得られます。たとえば、動物では、他の生物を捕食することで炭水化物を摂取し、酸素を利用しながら分解してエネルギーを持つ物質アデノシン三リン...
リバネス、農業× ICT×流通ベンチャー ファームシップに出資
2015年7月21日
株式会社リバネス
リバネス、農業× ICT×流通ベンチャー ファームシップに出資
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役:丸幸弘)は、2015年7月17日、農業×ICT×流通ベンチャーである株式会社ファームシップ(本社:東京都千代田区 代表取締役:北島正裕・安田瑞希)に出資いたしました。
ファームシップは、食料生産、食料流通に関する社会的課題を、ICTをはじめと...
中村修二氏(ノーベル賞受賞)が共同設立したSORAA社等、 4社共同での新型植物工場システムの開発を開始
アグリガレージ研究所は、ノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏が共同設立者となるSORAA株式会社の日本法人(代表:汲川 雅一、所在:東京都板橋区、以下「SORAA」)、製品安全と流通に関わるシステムを開発するTDNインターナショナル株式会社(代表:渡辺 吉明、本社:東京都板橋区、以下「TDN」)、農地モニタリングデバイスを開発する米国Kakaxi, inc.(CEO:大塚 泰造、本社:米国カリフォ...
白色LEDは本当に白色?
先日の「白色LEDで植物栽培?」の続きです。
白色が複数の色の光が集まって出来ているのは前回ご紹介しました。
それを図表で表すと以下のようになっています。(この図をみると「紫外線」とか「赤外線」の意味が分かりやすいです)
私達が感じている光
多々ある光の種類の中でも可視光と呼ばれるごく限られた部分でしかありません。波長で言うと400nmから700nmの部分に相当し、それらは色で表現する...
リバネスとファームシップが業務提携 植物工場栽培管理者および作業者向けの新規人材育成プログラムを開始
2015年6月25日
株式会社リバネス
株式会社ファームシップ
リバネスとファームシップが業務提携
植物工場栽培管理者および作業者向けの新規人材育成プログラムを開始
知識プラットフォームベンチャーの株式会社リバネス(本社:東京都新宿区 代表取締役CEO 丸幸弘)と、日本初の農業×ICT×流通ベンチャーである株式会社ファームシップ(本社:東京都千代田区 代表取締役 北島正裕・安田瑞希)は、植物工場...
リバネス、墨田区にアグリガレージ研究所を設立
2016年4月15日、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 丸 幸弘、以下リバネス)は、藻類や植物など、すべての生物の源となる生産者の機能や特性、可能性や有効性について研究し、同時に農林水産と食品加工に資する実学的研究開発の拠点となる研究所、「アグリガレージ研究所」を墨田区にて設立しました。
本研究所は、リバネスが運営する知識創業研究センター(I2K)の農業技術研究所、 環境生...
白色LEDで植物栽培?
レタスやホウレンソウ、小松菜の緑は植物工場にはぴったり!というほど綺麗で見ていて気持ちいいものです。
植物工場と光
少しずつ、少しずつ普及してきてはいる植物工場ですが、まだまだこれからです。とは言っても植物工場自体の登場は1950年代のこと。ここまで科学技術が発達した現在で、どうしてまだ身近な物になっていないのでしょうか。
いくつか理由はあるのですが、植物(野菜)の栽培事業利用としては初期投...
どんな野菜がつくれる?vol. 2
今回は、どんな野菜がつくれる?という疑問に、もう一歩踏み込んでお話しようと思います。
前回の記事では、「どんな野菜でもつくれる」というお話でしたが、最後に書いた
「光量によって栽培品目が限定される」というお話をさせていただきました。リーフレタスやハーブ類、ほうれん草などをその候補として挙げましたが、じゃあ実際にはどのような指標からそれを見ることができるのか、というお話をさせていただきます。
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