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白色LEDは本当に白色?

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先日の「白色LEDで植物栽培?」の続きです。

白色が複数の色の光が集まって出来ているのは前回ご紹介しました。
それを図表で表すと以下のようになっています。(この図をみると「紫外線」とか「赤外線」の意味が分かりやすいです)

私達が感じている光
多々ある光の種類の中でも可視光と呼ばれるごく限られた部分でしかありません。波長で言うと400nmから700nmの部分に相当し、それらは色で表現すると紫・藍・青・緑・黄・橙・赤の7色に大きく分けられます。では基本的に単一色の光(波長)を出す特性があるLEDはどうやって白色を表現しているかというのがポイントです。次に、白色LEDの波長データをご紹介します。

白色LEDの白色。その正体
上の波長情報をみて分かるように、白色LEDは基本的に460nm付近の青色の光を出しています。白色LEDを作るための手法は他にもあるのですが、擬似白色発光ダイオードと呼ばれる上記の白色発光ダイオードが現在の主力です。これは青色の光に加えて、視感度の高い波長である黄色に蛍光する蛍光体と青色発光ダイオードとを組み合わせて、人の目に白色光として認識させています。

つまり太陽光と同じ白色に見える光であっても、白色LEDの光りは植物が光合成をする為に必要な赤色の光りを殆ど含んでいないために、植物は育つことができません。その為に植物工場に使われる白色LEDには赤色LEDを組み合わせて使うなどの工夫がされています。

光一つをとっても経済性や光特性を考えて進めていかなければいけません。

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