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白色LEDで植物栽培?

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レタスやホウレンソウ、小松菜の緑は植物工場にはぴったり!というほど綺麗で見ていて気持ちいいものです。

植物工場と光
少しずつ、少しずつ普及してきてはいる植物工場ですが、まだまだこれからです。とは言っても植物工場自体の登場は1950年代のこと。ここまで科学技術が発達した現在で、どうしてまだ身近な物になっていないのでしょうか。
いくつか理由はあるのですが、植物(野菜)の栽培事業利用としては初期投資やランニングコストが高く、採算が取りにくいことがその理由の一つです。

今日、ここではその費用の中の、光について見てみます。
リバネスが取り扱っているような完全制御型の植物工場では植物を育てるために、蛍光灯やLEDなどの光を使います。実はこの電気代が馬鹿に出来ません。光りの照射にかかるコストをどれだけ節約できるかは、大きなポイントの一つです。

そこで、電気代が節約できるLEDに注目が集まっているのですが単に白色のLEDを使えばいいかというとそではないですよ!というのが今日のタイトルです。

植物の栽培にはどんな光が必要か
植物は光合成と呼ばれる活動をして成長に必要な栄養を自分で作り出します。その光合成に必要なのが光のエネルギーです。

では次に、自然に植物が使っている太陽光について見てみると、無色に見えるその光は様々な色のが組み合わされているものだと判っています。光の三原色の原理(赤、青、緑の三色が交ざると白になる)を思い出してもらうと分かりやすいでしょうか。

ここで、光合成と光の話を混ぜ合わせる植物の葉が緑色をしている理由が分かります。植物の葉は、太陽の光のうち赤と青の光を吸収して光合成で使ってしまう一方で、緑の光は使わずに外に逃がしてしまうために緑に見えるのです。

少し長くなりましたので、今日の
続きは私、木村が担当の来週の水曜日にしたいと思います。

その続きは木村が担当の来週の水曜日に!

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