特に不安要素の多い植物工場導入初期段階から、 施設の規模に合わせてスタッフを定期的派遣することで、施設の試験運用やメンテナンスなどの実働から栽培品種の相談まで幅広いサポート体制を整えております。栽培品目によって期間は前後しますが、 植物工場のスタートアップには1か月~2か月の期間を必要とします。
サポート期間中は、植物の育成が順調か、施設内の環境が適切な状態にあるかなどを、複数の指標を用いてモニタリングしながら確認します。また、これらのデータをもとに随時フィードバックすることで、導入した施設に最適な条件の検討を行います。
サポート期間終了後、作業内容の報告および検討を行った結果を取りまとめ、 最終報告書として提出いたします。
【植物工場ラボ メンバー】
塚田 周平
2009年東京大学大学院農学生命科学研究科にて博士(農学)を取得。
専門は植物-微生物相互作用。植物工場ユニットの開発・立ち上げ、
技術指導を行うほか、専門性を活かした知識提供を行なっている。
川名 祥史
2008年横浜国立大学大学院環境情報学府にて博士(環境学)を取得。
専門は植物細胞工学。マングローブの培養系の確立や耐塩性の研究を行った。株式会社マイロプスの代表取締役を務めており、専門性や事業化の経験を活かし、植物工場の導入・プランニングや栽培指導など、ワンストップでサービスの提供を行っている。
宮内 陽介
2012年千葉大学大学院園芸学研究科にて博士(農学)を取得。
専門は作物学。植物工場での栽培品種の探索と栽培方法の研究ほか、
培地や光源の比較評価試験などを行っている。